トイレで親父に言われた当たり前だけど大事なこと
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昔あるサービスエリアのトイレで親父に言われたことがかなり当たり前だけど大事なことで
すごく心に残っています。
サービスエリアのトイレは比較的広いところが多いと思います。
小便器が10台以上並んでいるところもあります。
親父とトイレに行き、親父は手前から2つ目のところに構えました。
そのときは朝早かったのでトイレは貸切状態でした。
僕は親父のぴったり真横の1番手前のトイレに構えました。
そこで親父に「なんでこんなに空いてるのにわざわざ横に来るんだ?」
と聞かれました。
僕は合理主義(ただのめんどくさがり)なのでわざわざ遠くに行くのが嫌で、1番近いところにしたこと告げると
親父に「お前は自分のことしか考えていない。もっと他人の気持ちを考えないと」
と言われました。
そこで僕は考えました。
たしかに親子や友達ならともかくもし赤の他人がガラガラのトイレで真横にきたらあまりいい気はしないと
僕は他人の気持ちなど全く考えずに自分の都合だけで動いていることを思い知らされました。
僕は中学の古典で勉強した孔子の言葉を思い出しました。
己の欲せざる所は人に施す勿れ
おのれのほっせざるところはひとにほどこすことなかれ
と読みます。
自分がされて嫌なことは他人も同じように嫌なはずだから、他人にそんなことをしてはいけないという意味です。
それ以来、僕の座右の銘は
己の欲せざる所は人に施す勿れ
になりました。
人に思いやりを持ちなさい、人に優しくしなさいといった言葉や語句はたくさんありますが、この言葉が1番基本だと思います。
自分がされて嫌なことは他人にしてはいけない。
これに尽きます。
このことさえ守っていれば、他人を嫌な気持ちにさせることはないはずです。
もちろんそんな簡単なことではないのはわかっています。
無意識にやってしまうこと、自分は嫌ではないけど他人は嫌だと感じることはどうしようもありません。
こればっかりは人間なのでそれぞれ育った環境や生き方や価値観が違うのでしょうがないです。
しかし
自分がされて嫌なことは他人にしてはいけない。
これを意識して生活していれば人間関係の衝突をかなり減らすことができるはずです。
逆に言えば
自分がされて嬉しいことは他人にもしてあげましょう
と考えることもできます。
自分がされて嫌なことは他人にしてはいけない
自分がされて嬉しいことは他人にもしてあげましょう
この2つは当然だけどとても大事なことだと思います。
この2つを意識して生きていきたいです。
己の欲せざる所は人に施す勿れ
さすが孔子は良いこと言いますね!(笑)
昔トイレで親父に言われたことからこんなことを考えました。
いきなりこんな哲学的な記事書いてすいません(笑)
なぜかふと思い出したので書いてしまいました。
最後までお読みいただきありがとうございます!